雪の約束


もう これ以上 苦しめたくないけれど
小さなその手 離せずにいる ボクを許して

悲しすぎて わからない 嘘も本当も
有りもしない 永遠のドア 叩いた

零した涙の数の不幸せ 星屑に変えたら
左手薬指にはめる指輪 眠りから覚めれる…?

雪化粧は記憶を 呼び戻して
曇りガラス ドレスで拭った
思い出と共に 舞い降りてゆく
白い妖精達に 微笑みながら

指切りをした 二人だけの秘密 秘密の口づけ
神父の月に 照らされながら 約束したよね

雪化粧は記憶を 呼び戻して
曇りガラス ドレスで拭った
思い出と共に 降り積もって
二人 その白さに 温まりながら

後遺症に抱きつかれた体は
副作用にも 犯されて あなた
銀色の世界に 両手を合わせ
星が流れる瞬間を… ただ…

雪化粧はあなた 甦らせて