six



きっと 上辺だけ飾っていた
自分でも 知らぬ間に
悲しみとか 怒りとか 憎しみを 閉じ込めて

ほら

ページめくれど めくれど
悪趣味にエスカレートするノート
最悪のボクを願う 友人(キミ)の物語は
序章を終えたばかり

絶望の賛美歌に おかしくなりそうで…
震えてる 震えてる
気がつけば 一人きり…

不平等な死に 散る悲しみ
安らげるわけもなくて
自分の墓を 掘りながら
悪夢だけ あぁ 蘇る

ほら

きっと 上辺だけ飾っていた
自分でも 知らぬ間に
悲しみとか 怒りとか 憎しみを
閉じ込められずにいる

忘れていないよね 覚えているよね
探したよ グルグルと 足を棒にしてね

絶望の賛美歌(このうた)を 友人(キミ)だけに… 何度も…
震えてる 震えてる

喜びに満ちていた