痛みを知らないこの街に 染まっていくあなた もう 止められない
あの頃の笑顔も氷の中に 飾ってあるのか

頭で思い描いていた 夢と現実が空回りしてる
小指と小指に結ばれた 赤い糸よ 二人をつないでいて

ただただ針を動かしている 心の無い掛時計
この胸に不安が走り出す 込み上げる

あなたを あなたを あなたを 抱き締めたかった もう一度
今夜は 今夜も 芝居で構わなかった

愛して欲しかった…

行く手を阻む 暗い影にさえも 恐くて 震えて 脅えて
こんな夜は あなたに逢いたい 逢えないあなたは 糸を切った

ピリオドを打たれ 傷は深いのに
止まらないあなたへの想い 果てしなく 遠くても 長い時を懸けても

わたしは あなたの 愛する 気持ちさえも 感じぬまま
長くて 短い 二人の時間過ごした わからぬまま

あなたを あなたを あなたを 抱き締めたかった もう一度
今夜は 今夜も 芝居で構わなかった